相馬隼人 弁護士 宮岡孝之
専修大学の創立者に、彦根藩士の相馬永胤がいます。
祖父である相馬隼人は井伊直弼の死の報を受け、行動を起こします。
大老の首が若年寄遠藤但馬守の邸内にあることを知り、彦根藩の警備の者の首であるとして、引き渡しを求め、請け書を作成して首を持ち帰ります。
藩医がこれを胴に縫い付けたということです。
彦根藩は井伊直弼は怪我をしたと幕府に届けます。
この書面に家老の岡本半介と相馬隼人が署名しています。
相馬永胤は、3月3日には必ず世田谷の豪徳寺の大老の墓に参ったということです。
弁護士 宮岡 孝之