よもやま話 =子規食む餡パン饅頭= 弁護士 宮岡孝之
松山の姉から誕生祝いに一六本舗の「坊ちゃんのゆかいな仲間たち」が送られてきました。
中には、懐かしい醤油餅、子規食む餡パン饅頭が入っていました。
子規の病状記録でもある仰臥漫録に一日に食べた物が書かれています。
例えば、明治34年9月21日の朝食は、
「ぬく飯三わん、佃煮、梅干、牛乳一合ココア入り、菓子パン、塩せんべい」
とあります。
病魔と闘うためにこれだけ食べたようです。
この菓子パンにちなんでの餡パン饅頭。
子規を偲びながら頂きます。
弁護士 宮 岡 孝 之