ちょっと寄り道-平川門 江島生島事件- 弁護士 宮岡孝之
江島生島事件とは、七代将軍家継の生母に仕える御年寄江島が、前将軍の墓参に行きます。
その帰りに、贔屓にしていた呉服屋の招待で、木挽町の山村座で歌舞伎を見物。
その後、歌舞伎役者の生島と宴会を開いていたため、門限に遅れたことが発端です。
取り調べの中で、大奥の規律が乱れていたことが問題となったばかりでなく、
江島と生島との密会が疑われ、評定の結果、生島は三宅島に島流しに。
生島は二代目市川團十郎に江戸での生活を懐かしみ
「初鰹、からしがなくて、涙かな」
と書き送っています。
鰹はからしで食べていたようです。
江戸時代の初鰹の価格は3両とのこと。
翌日には5000円にまで値が落ちたようです。
如何に初物を貴重なものと扱っていたかが分かります。
弁護士 宮 岡 孝 之

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